BAD ENDの感想【月に寄りそう乙女の作法】

Navel

たかがBAD ENDにわざわざ1記事書く必要なんて無いと思ってたけど、思ったより良かったから書くことにした。ちょろっとね。
大蔵衣遠にも懐かしき思い出…

ルート分岐

八方美人に選択肢を選んでいくと、誰の√にも行けなくなってこのBAD ENDに辿り着く。
ウインドウフレームも変わらず。当たり前だ。

性別バレ

BAD END√に入ると、それはもうすぐに性別がバレる。
夏休み突入直後、お風呂でうっかり寝てしまって八千代さんと遭遇してしまった遊星はそのまま追い出されるのでしたとさ。ちゃんちゃん。

瑞穂√攻略中に思い出してスクショ撮りに戻ったからウインドウフレームが青なだけ

そういえばこれなんで八千代さんがお風呂に入ってきたんだろ?朝日はいつも必ず最後に入るはずなんだけどな。なにか見落としたのかな。

捨てる神あれば拾う神あり

とはいえそれでBAD END!ってわけではなく、追い出された後の話もちょっとあった。
すぐに追い出されてしまったからりそなに連絡を取る手段も無く、深夜だったので終電も過ぎており、途方に暮れた遊星は警察のお世話になるのだけは回避しようと眠らない町渋谷へ。
大荷物だったので渋谷でも浮いてしまっており、遂に精神の限界を迎えた遊星はホームレスの老人に付いていこうとする。
しかし、その瞬間なぜか大蔵衣遠が現れる

笑ったわ。衣遠兄さま久しぶり。ずいぶん唐突だけどノベルゲーのBADなんて皆大体これぐらい唐突だもんな。

衣遠兄さまは選ばれし大天才なので、渋谷に巣くう卑しいホームレスなぞ一蹴し、遊星はそのまま衣遠が日本に滞在する一週間の世話係になることに。

衣遠に懐かしき日々

てなわけで、遊星の料理の腕はとても良いので衣遠のお眼鏡にも叶い当分の料理係を任されることに。
てかこのスチルの遊星美人過ぎ。

衣遠は遊星に自らの味の好みを教える。傍若無人。
とはいえ遊星も人から求められるのは嬉しいので、ちょっと兄弟の距離は縮まったのかも。
少し嬉しそうに微笑んだ遊星の顔を見て、衣遠は何か思うところがある様子で、遊星に母親の顔を覚えているかと問う。
衣遠は遊星母を嫌っているはずなのに、なぜ母親の話をするのか不思議に思う遊星だが、それを聞く事は出来なかった。
代わりに、「そこまで僕は母に似ていますか?」と遊星が問うと、衣遠は「生き写しと呼べる程度にはな。」と応え、在りし日の遊星母を思い出すのであった───

感想

この√、衣遠の解像度めちゃくちゃ上がるじゃん。
最後の遊星母のくだりは衣遠のパーソナリティを知るのに役立ちそう。
少なくとも衣遠は、遊星母に何か特別な想いを持っていたんだろうな。それが恋か、それとも別の何かかは知らないけど。個人の勝手な想像だと恋愛感情では無さそう、親愛
それを踏まえると、衣遠が幼少期の遊星を引き取ったのも何か思うところがあったのかもね。
う~んやっぱ衣遠好きだなぁ。
才能才能、と分かりやすすぎるほど思想が一貫している衣遠だけど、そんな衣遠がこんな人間味あふれる感情を見せるとは一体どんな過去があったんだろうか。
どうやらこのシリーズ、前日譚的な0があるらしい。
これは購買意欲がそそられる。そのうち買いたい所存。
それにしても、軽い気持ちで見たBAD END√だけど、まさかここで衣遠の詳細が少し語られるとはな~~。思わぬ儲けものでした。

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