『ネタバレ』フォンテーヌ編、間違いなく最高傑作【原神】

ソシャゲ

本日11/8付でめでたくもVer4.2を迎え、フォンテーヌ魔神任務も終幕と相成りましたということで、フォンテーヌ編の感想をつらつら残していこかなと。
いや、最初は残す気あんまりなかったんだけどさ~~~~すがに面白すぎて。致し方なし。
自分が見返す用だけど、流石にネットの海に上げる以上ネタバレ有とは書いておかないといけないね。
ネタバレ全開

魔神任務5幕

~フリーナ裁判

メロピデ要塞のゴタゴタも解決して、晴れて旅人一行は刑期満了で地上に帰ってきたわけだけど、突如としてナヴィアの拠点である村が一時水没。それによってナヴィアの付き人2人が死亡。嘘やん…
かなり序盤、始まってすぐに亡くなっちゃったから(原始胎海の水で溶けた人たちって最終的に戻るのかなぁ〜)なんて思ってた。メタ読み。

その流れで召使も登場してナヴィア達の支援をしてくれてたけどま〜完全に味方サイドで好感度上がったよね。
でその後召使からの依頼でナヴィアと一緒に村近くの遺跡調査。途中でヌヴィレットとも合流して重要そうな石板を発見。

天理ブチ切れで草

石板を見るとフォンテーヌに伝わる予言通りに記されていて、う〜んやっぱりこれは水神のフリーナに洗いざらい吐いてもらうしかなくない?ちょっと明日カチコミかけてくるわってヌヴィと話して解散。
で次の日にパレ・メルモニアへ向かうとヌヴィとフリーナの話し合いは平行線の一途で結局有力な情報は引き出せず終了。
こうなったら最終手段としてフリーナを法廷に引っ張り出して告発するしかないってことで結論。

ヌヴィレット、フォンテーヌの為なら上司にも毅然と立ち向かっていて余りにも聖人、いや聖龍

のらりくらりと逃げるのが上手なフリーナを確実に追い詰める為にナヴィアリネリネクロリンデヌヴィなどフォンテーヌ組のほとんどが力を合わせてフリーナを法廷に引っ張り出すことに成功。
ここら辺はスメール編や稲妻編も似たような流れだったな。
そんでまぁ色々フリーナを追い詰めたのは良いんだけど、その結果諭示裁定カーディナルが出した結論はなんと“死刑”。
フォンテーヌの歴史上初めての事態に加え、石板の解読も並行して行われ、様々な真実が判明。ちなみにフリーナは頑なにここまで一切口を割っておらず、全て旅人側が推理した。

1.フリーナは神などではなく、であるということ
2.フォンテーヌの民は元々純粋精霊であり、先代水神のエゲリア天理に無断で人の形にしたこと
3.その際に原始胎海の水をエネルギー源にしたのが理由で、かの水に触れるとフォンテーヌ人だけ溶けてしまうということ
4.予言の時は間違いなく訪れるということ

これらの事実が法廷で明かされちゃったもんだから当然現場は大混乱。

その通り過ぎてなんか笑っちゃった

そういうわけでここまでが多分5幕の前半部分に当たると思うけど、だんだんとフォンテーヌの謎が解き明かされていってすっげ〜気持ちよかった。
原始胎海の水っていうフォンテーヌの舞台では即死効果を持つアイテムが要所要所で登場するおかげで中々の緊張感もあったし、実際途中でナヴィアが水に落ちた場面では物語上でも中々緊張するシーンだったと思う。
ナヴィアが原始胎海の水に落ちるシーンでは過去同様に溶けた人々がナヴィアを引き摺り込もうとする展開が描かれていたけど、そこにマルシラック達(ちょっと前に溶けてしまった付き人2名)も現れてナヴィアを助けるというファインプレー。
ここら辺はじんわり泣きました。“永遠のお別れ”っていう展開に俺は弱い。

あと石板を発見した前後でまさかのモナと遭遇するんだけど、ここは素直にウオ〜ってなった。
公式PVで出るのは知っていたけどまさか魔神任務で出てくるとはねぇ。
魔女会のメンバーが世界の理の外にいるのもあってかなり重要な立ち位置にいるということで、そんな魔女の弟子であるモナも御相伴に預からせてもらって登場って感じ?

モナのドヤ顔は身体にスーッと染み渡る

鯨襲来~

フォンテーヌに関わる謎があらかた明かされて現場が混乱したと同時に旅人の夢にずっと出ていたが歌劇場=法廷に襲来。
名を“呑星の鯨”、その目的は星々を渡り内部に蓄えられているエネルギーを喰らうこと。
まぁつまりテイワットの外からやってきた生物であるということで、うお〜が止まらなかった。ようやく、ようやく原神というゲームの世界観が直に広がっていっている。
今まで獣域シリーズの存在や「世界の外」というフレーズに言及はあれど、星という超スケールで国家の存亡っていうリアルタイムに影響を及ぼしてくる存在の登場は初めてだったから流石に盛り上がり。

けれども鯨の力はあまりにも強大でヌヴィレット曰く自身にも手が負えない相手とのこと。
襲来した鯨は一緒に飛び出てきたタルタリヤのおかげで一旦は難を逃れたものの大した時間稼ぎにもならないわけで万事休すかと思ったら、今度は水神の死刑執行のタイミングがここで訪れてもうめちゃくちゃや。
でここに来てようやく最後の謎、フリーナが神を騙り続けた真相が明かされるんだけど、簡単に言うと“フォンテーヌの滅亡に抗うため”というもの。
フリーナの正体は、魔神フォカロルスの人の部分を切り離した存在。つまりピッコロと神様の関係みたいな。
フォカロルスはいずれ来たる滅亡に対処するには天理の目を欺いて“神の権能=悠久の昔に天理が龍王から簒奪した力”を当代の龍王に返却することを考えていて、それを成し遂げるために自身は諭示裁定カーディナルに意識を移し莫大な力の蓄えを行っていた。
フリーナは目的も知らされずに人の身(しかも神の目すら無し)で、しかも誰にも正体を悟られてはいけないという縛り付きで500年もの間孤独に神を演じ続けていたということでした。
ここまで書いて再確認したけど、いや〜〜〜〜〜あまりにも可哀想。いついつまで頑張ってねとかも言われずにいつまで続くか分からない孤独な戦いに身を投じたフリーナ…

ここらへんフリーナ視点での500年が描かれるんだけど、フリーナがどれだけ健気に孤独に立ち向かってきたかが嫌というほど読み取れて感情移入のボルテージがすごい勢いで上がっていった。
で、そんなこんなでフォカロルスはヌヴィレットと邂逅して、自らの命と全ての真相と共に自らの権能をヌヴィに譲渡。

ここでムービーが入ってフォカロルスのフリーナへの言葉、ヌヴィの複雑な思い、悲しそうなフリーナなどが描写。
この辺りから気分が高揚し過ぎて完全におかしくなってた。
それまでの魔神任務や伝説任務でヌヴィへの好感度が極限に達しそうになってたんだけど完全に蒼天を突破、フリーナのがんばりに心は打たれ、フォカロルスの幻想な雰囲気と壮絶な決意に対して圧倒され、この時点で(最高傑作だなこの魔神任務)って評価にはなってた。

そんで権能を完全に掌握したヌヴィレットは旅人と共に鯨を倒しに向かうと。

カリスマがすげ〜のよ…
鯨の元へ辿り着いて戦闘を開始してある程度ボコったら突如謎の女性が出現。
鯨(とついでにタルタリヤ)を空間の裂け目に放り込みながら旅人達といくつかの会話を重ねた。

女性の名前は“スカーク”、タルタリヤの師匠がここにて登場となりました。
スタイルが良くてかっこいいお姉さんが好きなぼくは無事ブッ刺さったわけですが、そんなスカーク曰く、呑星の鯨はスカークの師匠のペットであったと。
で、師匠はレインドットであると。ヤバすぎ。情報が洪水起こしてる。

コメントの指摘により師匠はスルトロッチと訂正。え~私はテンションが上がって辻褄合わせを怠ったバカです。

“黄金”レインドットアルベドドゥリンの生みの親であるわけで…カーンルイアの学者なわけで…魔女会メンバーなわけで…
てなるとやっぱカーンルイアは世界の外に接続してたのは間違いないんだろうな。そうなると天理にブチギレられたというのも納得がいく。てことはつまり魔女会も天理と少なからず関係があるのも間違いないんだよな。それが良い関係なのか悪い関係なのかは不明。
いずれにしてもスネージナヤ以降、カーンルイア編への期待が青天井。

話を戻すと、スカークと邂逅している間フォンテーヌは水位がとてつもないほど上昇していてフォンテーヌのほぼ全てを飲み込んでしまっていた。

けれども第3幕だか4幕で見たメロピデ要塞の空飛ぶ巨大船などが稼働してフォンテーヌの民を救い上げて完全なハッピーエンド。
ちなみにフォンテーヌの民は本来この水位上昇で溶けて無くなるはずだったけど、力を完全に取り戻したヌヴィレットによって“真なる人間”として新生してたので大丈夫でした。
この辺りまで来ると、物語が壮大すぎてもうただただ圧倒されてた。
ノアの方舟がモチーフなのは明らか。船に乗ったリオセスリやナヴィア達が救助を行い、全てが終わった後に水が引いて、人々が助かったことに歓喜し、雲の隙間から陽が差し、フリーナがそれを見届ける一連の流れはフォンテーヌの魔神任務を締めくくる最後のムービーとしてあまりにも完璧。
フリーナの500年に渡る努力、ヌヴィレットの絶大な権能、人々自身の生きるという意思と今までの魔神任務で描かれた要素が一つにまとめられていて手放しで拍手したいほどの出来だった。

エピローグは、ヌヴィレットが担当。ナタへの橋渡しがちょろ〜と行われて終わり。

うおおおおおおお!!!ファトゥス最強と目されている隊長もおるらしいぞ!!!!!多分血染めの騎士な隊長もおるらしいぞ!!!!!!てことはファルカ来るんでね?これ
ちなみに神の心はヌヴィレットが召使に渡した。神いなくなったからもう必要ないし争いを生み出しかねないということで。その通り過ぎる。

キャラに関する感想

ハウスオブハース

リネリネフレミネ召使が該当。
リネリネフレミネは最初に出会って以来毎回関わってきたからやっぱなんだかんだ言って印象深いね。
自分は旅人達と違ってファデュイに対して悪印象抱いてないからただひたすらに良いやつだな〜って思ってた。
特に5幕で召使づてに3人が旅人達のことを「家族」って報告してたことにかなりジーンと来ました。俺は親愛に弱い。
召使に関してもまぁ普通に良いやつだったわね。子供達のことは大事に考えているし、けれども自らの信念を貫いているし。間違いなく実装されるだろうから引きにいきます。
確か稲妻の世界任務で神社の巫女が召使の子供だったみたいな話があったはずなんだけどそこではカスやんって思ったんだけどな〜。百聞は一見にしかずなのか本当に二面性があったのか判別出来ないから今度見返そうかな。確かおみくじのやつだったよな。

ナヴィア

お前も良いやつだったな…
正直裁判とかで観客席にいるのに結構出しゃばってくるからなんかう〜んって思ってたんだけど、5幕の序盤でのマルシラック達との掛け合いに泣かされたから全然好き。
まぁぶっちゃけお父さんの話も良い話ではあるんだけどプレイヤーである自分にはお父さんへの思い入れないからこっちはあんまり感情が動かされなかった。
次実装でしょ?引きにいく。んだけども岩の両手剣はヤバい。死産しないことを祈るばかり。

メロピデ要塞組

リオセスリシグウィン
この人たちはま〜プロフェッショナルですね。
しっかりと自らの役割を認識して自らのやるべきことも認識して確固たる信念を持っている人たちって印象。かっこええ。
リオセスリは復刻来たら引く。去年の自分が馬鹿みたいにフィギュア予約してなかったら今引いてた。
シグウィンは実装時に引く。やっぱり自分はこのゲーム全キャラ引かなきゃ満足できないみたい。

ヌヴィレット

フォンテーヌ編のメインキャラ。
今年一番、いや原神始まって以来の神キャラ

ファーストインプレッションでは高貴で高潔で感情が薄めのキャラだと思っていたんだけど、蓋を開けてみれば高貴で高潔で慈悲深くて行動力があって言うべきことはしっかりと言う完全無欠なキャラでした。
完全にこのゲームで一番好きなキャラになった。魈や夜蘭も大好きなんだけど、ヌヴィは同等かそれ以上。
魔神任務ではフォンテーヌそのものや旅人やフリーナやナヴィアを助け、伝説任務ではメリュジーヌの為に率先して動き、本人は自らを「フォンテーヌに馴染みきれてない」だの「感情が薄い」だの言っておりますけどそんなことねぇから…明らかに慈悲が滲み出てるよ…

ユーモアまであっちまうんだ

特に伝説任務は本当に良かった。今までのどの伝説任務よりもあったかくて、どの伝説任務よりもしんみりした。一番好きな伝説任務。
よく考えたら魔神任務伝説任務キャラの個人的ランキング全てこのキャラによって更新されたのか。バケモン?
完凸目指します。

フリーナ

フォンテーヌ編一番のMVP。間違いなく
フリーナの努力がなければ絶対にフォンテーヌは終わってた。
それまでは「頼りなくて可愛げのある神様だなぁ」で終わってたんだけど、5幕を経て「神(確信)」って印象になった。
人の身でありながら、何も知らない身でありながら、力も持たない身でありながら500年もの間孤独に頑張ったその精神性は間違いなく神の領域に届いているのは明らかで、それは他の七神のフリーナへの言及からも認められていること。
自分はフリーナへの好感度がかなり上がったんだけど、だからこそ伝説任務でのナヴィアの村の住人が訝しげな目線を送ってくるのが納得いかんかった。フォンテーヌを救ったんだが???大英雄なんだが????
でも劇団の人達や他のみんなはやっぱりフリーナが好きなんだって事が描写されてたのは良かった。
まぁ伝説任務一幕はフリーナの新しい出発がテーマに描かれていたし、二幕に期待ね。

フリーナが幸せになることを祈る。

タルタリヤ・スカーク・魔女会

タルタリヤめっちゃ良い扱い貰っててわろたねぇ…
ヌヴィに気絶させられ、鯨を一時的に止める大立ち回りを見せ、最後はスカーク師匠にぶん投げられ…
ギャグでもシリアスでも楽しませてもらいました。でも神の目が使えなくなった理由は結局なんでだったんだろ…
スカークに関しては、見た目がかなり好き。これに尽きる。
スネージナヤ以降で本格的に登場するだろうし明らかに元素ではない力を使っているしでダイン並みに実装が楽しみなキャラ。

魔女会、厳密には“N”のニコと“R”のレインドットについてだけれども、どっちもちゃんと出てくるのは多分来年以降、レインドットに関してはなんならスネージナヤの終盤以降とかになるだろうから当分先か…
この世界の根幹に関わる話をするのは確実だろうからマジでワクワクする。いつか魔女会メンバーが一堂に集うその時を待ち侘びている。
ナタでも出てくるんかねぇ…なんかナタは別の魔女会メンバー、それこそアリスとかもしくは他のカーンルイア関係のメンバーが来そう

感想

神話ですこれ。この記事書く時も思い出し鳥肌が立っちゃった
このゲーム始まって以来最高のストーリーであることは自分の中で揺らぎようのない事実として確立された今回の5幕。
ぜひ他の人達にもネタバレ無しでやってほしいけど、フォンテーヌまで行くの遠いんだよなぁ…自分の周りの人々も原神のモチベが尽き気味で、自分は運良く再起、なんなら3年のうち今が最盛期まであるんだけど、他の人はそうもいかないからなぁ。
どうにかこうにか布教したいところ。

ナタはどうなるやろかね。個人的にはナタで七神唯一のアタッカーが来てくれたら嬉しいなと思ったり。竜の国だし、戦争の国だし。
まぁでも炎アタッカー過剰すぎてキツいのはあるんだよな。サポーターはベネットだけで3年頑張ってるのが現状だし。どっちでも良いか。

コメント

  1. ぺこ より:

    スカークの師匠はスルトロッチだったような

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